ChatGPTに高性能PCは必要?|普通のパソコンで十分使える?

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「AIを使うなら、高性能なパソコンが必要なのでは?」

「ChatGPTを始めるために、パソコンを買い替えたほうがいい?」

ChatGPTを使い始めると、こんな疑問を持つ人もいると思います。

特に「AI」という言葉を聞くと、高性能なCPUやグラフィックボードを搭載した高価なパソコンを想像しがちです。

でも結論からいうと、

普通にChatGPTを使うだけなら、最新の高性能PCは基本的に必要ありません。

今回は実際に、普段使っているWindows PCでChatGPTを動かしながら、CPU・メモリ・GPUにどのくらい負荷がかかるのか確認してみました。

「今使っているパソコンのままでChatGPTを始められる?」と気になっている人は、ぜひ参考にしてください。


ChatGPTに高性能PCは必要?

結論は、

WebブラウザやChatGPTアプリで普通に利用するなら、高性能なゲーミングPCのような性能は必要ありません。

OpenAIが案内しているWindows版ChatGPTアプリのシステム要件は、Windows 10(x64またはarm64)のバージョン17763.0以降です。専用の高性能GPUは必須条件として記載されていません。

Mac版についても、現在の公式要件はmacOS 14と、Apple Silicon(M1以降)またはIntelプロセッサとなっています。

つまり、

「ChatGPTを使うためだけに最新のグラフィックボードを買う」

という必要は基本的にありません。

ChatGPT Windowsアプリの使用|OpenAI公式ヘルプ


なぜ高性能PCがなくてもChatGPTを使えるの?

理由は、普段私たちが使っているChatGPTでは、AIの大規模な処理を自分のパソコンだけで行っているわけではないからです。

利用者のPCでは主に、

  • ChatGPTの画面を表示する
  • 質問を入力する
  • 回答を表示する
  • 画像やファイルをアップロードする
  • 音声を入出力する

といった作業を行います。

そのため、一般的なWebサイトやWebサービスを快適に使えるパソコンなら、ChatGPTも十分利用できることが多いです。

ただし、ブラウザで大量のタブを開いていたり、動画編集など重いソフトを同時に使っていたりすれば、ChatGPTとは別の理由でPCが重くなることはあります

関連記事:ChatGPTを音声で使う方法|文字入力が苦手でも簡単


普通のパソコンならどのくらいあればいい?

ChatGPTだけを目的にするなら、PCのスペックを過剰に気にする必要はありません。

初心者がパソコンを選ぶ場合の実用上の目安としては、

  • 普段のWeb閲覧が快適にできる
  • WindowsやmacOSが無理なく動いている
  • メモリは8GB以上あると使いやすい
  • 複数のアプリを同時に使うなら16GBあると余裕が出やすい
  • SSD搭載ならPC全体の操作が快適になりやすい

と考えておけばいいでしょう。

ここで大事なのは、

「ChatGPTのために高性能GPUが必要」というわけではない

ということです。

ただし、この8GB・16GBという数字はOpenAI公式のChatGPT必須要件ではなく、普段のPC利用も含めた実用上の目安です。


実際に確認したこと:普通のPCでChatGPTは重いのか確認した

今回は実際に、普段使っているWindows PCでChatGPTを使いながら、PCにどのくらい負荷がかかるのか確認してみました。

まず、今回使ったPCの主な構成です。

  • CPU:Intel Core i7-4790K 4.00GHz
  • メモリ:16GB
  • グラフィックス:8GB
  • ストレージ:3.68TB

CPUのCore i7-4790Kは最新世代のCPUではありません。

つまり今回の実験は、

「最新PCではない環境でも、ChatGPTを普通に使えるのか?」

を見るにはちょうどいい条件です。

ChatGPTの動作確認に使用したWindows PCの基本スペック
▲ 今回ChatGPTの動作確認に使用したWindows PCの基本スペック



ChatGPTを使いながらタスクマネージャーを確認

次に、ChatGPTをブラウザで使用している状態で、Windowsのタスクマネージャーを開きました。

確認したときの数値は、

  • CPU使用率:約7%
  • メモリ使用量:8.5GB / 15.9GB(53%)
  • 内蔵GPU:0%
  • GeForce GTX 1070:1%

でした。

CPUやGPUが100%近くまで使われているわけではなく、かなり余裕がある状態でした。

ChatGPT使用中のWindowsタスクマネージャーのCPUメモリGPU使用率
▲ ChatGPT使用中にタスクマネージャーを確認。CPUは約7%、GPUは0~1%だった

実際に確認したこと:確認結果

今回のPCでは、ChatGPTを普通に使っている状態でも、

CPU・GPUともに大きな負荷はかかっていませんでした。

少なくとも今回試した使い方では、

「ChatGPTを使うために最新の高性能PCへ買い替える必要はない」

と感じました。

実際、このPCでも普段からChatGPTを使って、

  • 質問する
  • 長い文章を作る
  • ブログ記事を考える
  • 画像について相談する
  • ファイルを扱う

といった作業をしていますが、ChatGPT自体の利用で困ることはありませんでした。


今回の実験で注意したいこと

今回表示しているタスクマネージャーの数字は、ChatGPTだけの使用量ではなく、PC全体の使用率です。

また、ある時点での1回の測定なので、

「どんなPCでも必ずCPU使用率7%になる」

という意味ではありません。

PCの状態や、

  • 開いているブラウザのタブ数
  • 同時に起動しているソフト
  • Windowsのバックグラウンド処理
  • 使っているChatGPTの機能

などによって数値は変わります。

今回分かったのは、

少なくともこのPC環境では、ChatGPTを通常利用してもPC全体に大きな負荷はかからなかった

ということです。


グラフィックボードは必要ないの?

普通にChatGPTを使うだけなら、GeForceやRadeonなどの高性能グラフィックボードを必ず用意する必要はありません。

今回の実験でもGeForce GTX 1070を搭載していますが、確認時の使用率は1%程度でした。

つまり、

「ChatGPTのために高性能GPUを搭載しているから快適」という状況ではありませんでした。

Web版ChatGPTや通常のデスクトップアプリを使うことと、自分のPC内でAIモデルそのものを動かすことは分けて考える必要があります。


高性能PCが必要になる「ローカルAI」は別物

ここは初心者が混同しやすいポイントです。

世の中には、自分のPCにAIモデルをダウンロードして動かすローカルAIという使い方があります。

ローカルAIでは、自分のパソコン側でAIの計算を行うため、

  • GPU性能
  • GPUメモリ
  • CPU性能
  • メインメモリ

などが重要になる場合があります。

こちらはChatGPTをWebやアプリで使う場合とは事情が違います。

つまり、

ChatGPTを使う → 高性能PCは基本不要

自分のPCでAIそのものを動かす → 高性能PCが必要になる場合がある

と覚えておけば分かりやすいです。


ノートパソコンでもChatGPTは使える?

もちろん使えます。

ChatGPTを使うためだけにデスクトップPCを選ぶ必要もありません。

ノートPCでも、

  • ChatGPTに質問する
  • 文章を作る
  • Web検索を使う
  • 画像を見る
  • ファイルをアップロードする
  • 音声で会話する

といった使い方ができます。

特に50代・60代からAIを始める場合は、

「ChatGPTに必要な性能」よりも「自分が使いやすいPCか」

を重視したほうがいいと思います。

たとえば、

  • 画面の文字が見やすい
  • キーボードが打ちやすい
  • 起動が速い
  • 動作が安定している
  • 持ち運びたいか
  • 自宅だけで使うか

などのほうが、実際の使いやすさには大きく影響します。


ChatGPTのためだけにPCを買い替える必要はない

今使っているPCで、

  • 普通にWebサイトが見られる
  • YouTubeなどが問題なく再生できる
  • ブラウザが極端に重くない
  • OSがサポート対象になっている

のであれば、まずそのPCでChatGPTを試してみるのがおすすめです。

最初から、

「AIを始めるから30万円のパソコンを買おう」

と考える必要はありません。

ChatGPTを実際に使ってみて、

「他の作業も含めてPCが遅い」

「動画編集もやりたい」

「画像・動画制作を本格的にやりたい」

など別の目的が出てきてから、買い替えを検討しても遅くありません。

関連記事:50代から始めるChatGPT完全ガイド|できること・始め方・安全な使い方


50代からChatGPTを始めるなら何を優先する?

ヨリデジとしては、

性能表の数字より、毎日ストレスなく使えること

を優先したいと考えています。

ChatGPTを始めるだけなら、今持っているPCやスマートフォンで十分な可能性があります。

まずは今ある機器で使ってみる。

そして、

「もう少し画面が大きいほうがいい」

「PCの起動が遅い」

「複数の作業をすると重い」

と感じたときに、初めて次のPCを考えればいいでしょう。

この順番なら、必要以上に高いPCを買ってしまうことも防げます。


まとめ|ChatGPTだけなら普通のPCから始めてOK

ChatGPTを使うために、最新の高性能PCを用意する必要は基本的にありません。

今回実際に使っているWindows PCで確認したところ、

  • CPU:Core i7-4790K
  • メモリ:16GB
  • CPU使用率:約7%
  • GPU使用率:0~1%

という状態で、ChatGPTを普通に使うことができました。

もちろんPC環境や使い方によって負荷は変わりますが、

「AIを使う=高性能PCが絶対必要」

と考える必要はありません。

50代からChatGPTを始めるなら、まずは今持っているPCで試してみる。

それで十分です。

そして実際に使って、

「もっと快適なPCが欲しい」

と思った段階で、自分に合ったパソコンを選んでいきましょう。

ヨリデジでは今後、50代からのパソコン選びについても実際の使い方を基準に紹介していきます。

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